学習教材 第67回 2027年1月31日(日) 学科2科目狙い

気象予報士試験 学習教材

小倉義光『一般気象学』第2版補訂版 + e-Gov法令検索 より構成 | 2026-11-01 作成 | 個人利用限定
試験日
2027年1月31日(日)
合格発表 3月19日(金)
受験資料ダウンロード期限
12月4日(金) 17:30
郵送請求なら11月27日必着
申請期間(郵送のみ)
11月16日〜12月4日
消印有効・特定記録扱い
試験手数料
11,400円
免除なしの区分

この教材の方針

1月は学科2科目(一般知識・専門知識)の合格だけを狙い、実技は2027年8月の第68回に回す2段構え。学科試験の合格は、申請により合格年月日から1年以内に行われる試験で免除されるので、1月に学科を2つ取れば8月は実技一本に集中できる。

学科一般は15問中11問正解で合格。公式の出題分野8つのうち7つを『一般気象学』第2〜10章がほぼ1対1でカバーしており、残る1つの法規は同書に1行も載っていないため、e-Gov法令検索から条文を取って別立てで作ってある。

⚠️ 法規は2026年5月29日に大改正が入っている

警戒レベル4相当の「危険警報」が新設され、情報名称そのものに警戒レベルの数字が付くようになった。「洪水警報」「洪水注意報」は廃止され、「土砂災害警戒情報」は「レベル4土砂災害危険警報」に置き換わった。2026年前半までに出版された参考書と過去問はすべて旧制度で書かれているので、法規のテキストは中古を買わないこと。過去問の法規問題も答えが変わっているものがある。詳しくは法規の章の新旧対応表と、書籍の選び方を見ること。

過去問は10回分そろえた

公式配布の第57回〜第66回を取得し、学科試験300問を問題文・選択肢・正解つきで取り込んだ。 分野別に並べてあるので、章のノートを読んだ直後に同じ分野を続けて解ける。 過去問の索引から入ること。図を使う問題はPDFを開く必要がある。

章別ノート

大気の構造
第2章 大気の鉛直構造
対流圏と成層圏、オゾン層、電離層、熱圏。気温の鉛直分布がなぜその形になるか。
原本 p.21-39
大気の熱力学 ★最重要
第3章 大気の熱力学
状態方程式、静水圧平衡、温位、乾燥断熱減率と湿潤断熱減率、静的安定度。毎回複数問。
原本 p.40-77
降水過程
第4章 降水過程
凝結核と氷晶核、雲粒の成長、併合過程、十種雲形、霧の種類。分類と対比が問われる。
原本 p.78-104
大気における放射
第5章 大気における放射
黒体放射、ステファン・ボルツマンの法則、放射平衡温度、温室効果、散乱、熱収支。
原本 p.105-128
大気の力学 ★最重要
第6章 大気の運動
コリオリ力、地衡風、傾度風、温度風、摩擦、エクマン層、発散と渦度。第3章と並ぶ山。
原本 p.129-165
気象現象
第7章 大規模な大気の運動
大気大循環の三細胞、ジェット気流、モンスーン、偏西風波動、傾圧不安定、前線形成。
原本 p.166-202
気象現象
第8章 メソスケールの気象
積乱雲の一生、メソ対流系、集中豪雨、台風の構造と発達、海陸風と山谷風。
原本 p.203-247
気象現象
第9章 成層圏と中間圏
成層圏突然昇温と準二年周期振動。出題頻度は低いので薄く。
原本 p.248-266
気候の変動
第10章 気候の変動
ミランコビッチサイクル、地球温暖化、エルニーニョとラニーニャ、予報可能性の限界。
原本 p.267-298
法規 ★得点源
法規
気象業務法、災害対策基本法、水防法、消防法。2026年5月29日の大改正に対応。
e-Gov法令検索より
過去問 ★演習
過去問 300問
第57回〜第66回の10回分。学科の全300問を分野別に並べ、クリックで解答。法規47問・一般110問・専門150問。
気象業務支援センター公式

法規を最初にやる理由

学科一般15問のうち法規は例年4問前後を占める。合格ラインは11問。つまり法規の出来が、気象学で必要な正解数をそのまま動かす。

法規4問のうち正解した数気象学11問で必要な正解数現実的か
4問すべて正解11問中 7問十分射程
3問正解11問中 8問射程
2問正解11問中 9問かなり厳しい
1問正解11問中 10問ほぼ無理
0問11問中 11問すべて事実上不可能

法規は暗記で確実に取れる4問であり、しかも『一般気象学』の守備範囲の外にある。だから学習計画のW1-W2(11月1日〜11月14日)に置いて、気象学より先に片付ける。

関連する資料

『一般気象学』のOCR全文(320ページ・grep用)は手元のみに置いてある (~/Claude/SAI/kisho-yohoshi/ocr/)。原文に近いので持ち出さない。

原本PDFの欠落

手持ちのスキャンPDFは書籍 p.207-208 の2ページが欠けている(8.2節の冒頭=降水セルの定義と積乱雲の一生、および図8.4)。OCRの失敗ではなくスキャン時の飛びで、全320ページの柱を走査して確認した。第8章のノートでは前後のページから復元してあるが、ここだけは紙の本か図書館で補うのが確実。